あの人は今・・・① |
あの人は今・・・シリーズ!!
まぁ言ってみれば当店の売れ残りちゃんがこんなに立派に育ってるっていう姿をご紹介するシリーズです。
あんなにか細かったコがぷりぷりに!とか、
チビっ子がこんなにデッカく!とか、
もう発色がバリバリ絶好調ですよ!とか・・。
でもシリーズと言ってもちゃんと続くかどうかは・・・・・。
というわけで、とりあえず行ってみましょう!
レッドテールチャクワラ
Sauromalus ater ater
レア種アターの中でも“サウスマウンテンキャロットテール”とも呼ばれる、アリゾナ州のサウスマウンテンという山にしかいないとされる全身真っ黒、尾のみが鮮やかなオレンジに染まる魅力的なロカリティ。現在USAのコダワリおじさん一人だけがひっそり殖やしています。今年も期待していたのですが、昨年と違って不作でナッシングと言われてしまいました。最近では、ポピュラー種のキタチャクワラSauromalus obesus(特にウエスタンtumidus亜種)と混同されたりすることもありますがこれとは全くの別種です。
昨年のEXPO便にて極小ハッチサイズのベビーで入荷したものが、
今やこんなに立派なヤングサイズに育ってます!
さらに、入荷時は雌雄判別不明なサイズでしたが、尾の部分にオスの証である赤の発色が!!
参考アダルト種親画像!Cooool!
シルクバックドラゴン
Pogona vitticeps
言わずと知れたレザーバック×レザーバックから生まれるスケールレスのフトアゴヒゲトカゲ。
今年の夏前に国内で生まれたベビーを譲ってもらいましたが、その繊細さたるや「大丈夫?」的なか細さ。腫れモノに触るかのように他のアゴヒゲベビーたちとはセパレートにして箱入りに育てた結果、ご覧とおり何とか立派に育ちました。
脱皮時にボロボロ汚いのは御容赦を。これは鱗の無いシルクならでは。
クイーンズランドエリマキトカゲ
Chlamydosaurus kingii
初夏のドイツのショーでブリーダーより買い付けた久々のオーストラリア産。当店も探しに探して4年ぶりです。爆食して順調に育ち、現在店頭では“魔法使い”のペット状態です。
丁度ネシア便の同サイズのがいましたので比較を。
普通に流通・入荷するニューギニア産との大きな違いは頭部の幅、大きさ。幼体斑のコントラストもはっきりしています。そして最終アダルトサイズが大きいからか、全体にガッチリ体型です。
ヒガシウォータードラゴン
Physignathus lesueurii lesueurii
世界最大のトカゲファーム「アガマインターナショナル」の創設者にして、ヒガシウォータードラゴンの唯一のブリーダー、リザードマンことバート・ランゲルヴェルフ氏が2008年に逝去。業界の宝が消えたと言っても過言ではありません。
私も彼のファームに憧れてトカゲを飼ったファンの一人で毎年デイトナで会えるのが楽しみでした。ヒガシウォータードラゴンをはじめ、ホウセキカナヘビ、ストリガータカナヘビ、アルゼンチンB&Wテグー、レッドテグー、ワニトカゲ、ニセヨロイなど個人的に大好きなトカゲはかなり彼の影響を受けていることは間違いなく、そして冬には雪も積もるアラバマ州の屋外でこれらが全て飼育・繁殖されていることに衝撃を覚えたのはもう10年以上も前のことです。
トカゲ飼育の楽しさを教えてくれた、バート爺さんのご冥福をお祈り致します。
という訳でのヒガシ。もう最後とも言えるベビーが育ってきたものや、彼のファームから放出された種親ペアの在庫が盛りだくさん!
育ってて仕上げる楽しみも良し、ペアで繁殖を狙うも良し。
そして実はファームが今売りに出されています!誰か継いで!
モグラヘビ
Pseudaspis cana
EXPO便にてシシバナチックな風貌のちっちゃいベビーで来て、彼此居座り続けて5年くらい経つ大御所在庫。最近出回るブラックフェイズよりカワイイ顔したイエローです。まぁこのお手本個体のおかげでベビーたちが売れていくわけでして、販促部長的な存在?でももうそろそろ誰か・・・。
ご覧のとおりの迫力の体躯です。
という訳で、あの人は今・・・いかがでしたでしょうか?
好評でしたらちょいちょいやってホントにシリーズ化を目指しますので、ご意見・ご感想・ご要望を。
あの人は今・・・シリーズに関するご意見・ご感想・ご要望と、
ご紹介生体のお問い合わせ・ご注文は、こちらからお願い致します。
PS
そして、1年ぶり、衝撃のあのカメがペアで!さらにさらに!国内初入荷の衝撃も!
乞うご期待っ!